6/21 今日は世界ALS/MNDデーです
お久しぶりです。
6月21日の今日は「世界ALS/MNDデー」です。
ALSとは、筋萎縮性側索硬化症 (Amyotrophic Lateral Sclerosis) の略です。
また、MNDは運動ニューロン疾患 (Motor Neuron Disease) のことで、イギリスなどではALSのことをMNDと呼ぶことがあります (厳密に言うと少し違うのですが)。
ALSは、運動ニューロン (神経細胞) の障害により、全身の筋力低下をきたす病気です。日本では、年間2名前後 / 10万人当たりが発症しているとされています。
喫煙が発症に関わっているのではないかとの報告もありますが、はっきりとした原因はまだよくわかっていません。
宇宙物理学者であるスティーヴン・ホーキング博士が、この病気を患っていたことで有名かと思います。ホーキング博士の半生は映画にもなっているので、興味のある方はぜひ。
この世界ALS/MNDデーは、イギリスのInternational Alliance of ALS/MND Associationsという団体が制定しました。6月21日は夏至という日照時間が移り変わる「ターニングポイント」となる日であり、この日が治療や原因究明の研究にとっても「ターニングポイント」となることを願って制定されたそうです。
看護師のできることは、その方の生活や治療を支えることだけです。
一日でも早く、ALSの治療法が開発されることを願います。